クレーン自動化・遠隔化
お客様のニーズに合わせたクレーン自動化の導入計画~立上げまで、一貫したサービスを提供いたします。「新設自動クレーン」と「既設クレーン自動化」それぞれのご提案が可能です。
見込める成果
こんなお客様に選ばれています
コイルセンター / 倉庫 / 製鉄スラブ / 厚板 / ビレット工場 / 倉庫 / 石炭・石灰などの原料ヤード / 倉庫
特長・強み
クレーン自動化エンジニアリング
自動化技術
・汎用PLC / INVによりメンテ性に優れ安価システムの実現
・振止制御 / リフマグ吊枚数制御 / コイル自動認識 / 3D山計測などクレーンに合わせたシステム構築
・既設システムとのI / Fや、置場、運行、操業管理システムを含めた自動化のご提案
・クレーン自動化エンジニアリングを、工事を含めて対応します
クレーン振止制御
振止制御
PLCソフトで吊上げ高さより吊荷振れ角度を算出しながら加速することで、一定の振れ量での運搬を行います。停止制御も同様に振れ戻り角度を算出しながら減速することで吊荷の振止制御を行います。
リフマグ吊枚数制御
リフマグは、磁力により吊荷を吸着します。吊枚数制御は、上位から厚板材の大きさと重量、必要枚数の情報から必要磁力、リフマグ個数 / 間隔などを自動で調整し自動搬送を行います。
コイル自動認識
2Dレーザースキャナーをクレーン機体に設置しコイル上をクレーンが走行(または横行)することで、計測データを3D化しコイル個別の中心点や寸法を計測します。いままで手動切替で実施していたキャリヤパレットやトラック荷台上のコイル取出し作業を、計測データにより取出し位置を確定することでクレーンによる自動取出しを行います。
山計測システム
山計測システム
2Dレーザースキャナーをクレーン機体に設置し原料ヤード上をクレーンが走行することで計測データを3D化し、積山の形状や頂点位置を計測します。それにより最適なバケットの払出ポイントの指示が可能となり、搬送の効率化やバケット倒れ(ワイヤー外れ)を防止します。また、3Dデータは階層構造となっているので、上被せデータをロット別に管理でき、正確な在庫管理が可能となります。
クレーン遠隔化システム
プライベート4G、ローカル5G、Wi-Fi5 / 6などの先端通信技術により伝送遅延の少ない高速大容量通信環境を構築し、クレーン機上に複数台のカメラを配置して、クレーンから離れた場所でモニターを見ながらの遠隔操作を可能にします。これにより現場へ行くことなくクレーン操作が可能となり、また稼働率の少ない複数台のクレーンを1台の操作端末のスイッチで操作対象クレーンを選択し、操作権・カメラ映像を切り替えることで、ひとりで複数台のクレーンを個別に操作可能となります。